Q:S136模具钢高周波焼入をする品物で研磨シロが多いと何か問題ありますか?
A:研磨シロが多いと考えられる問題は硬度不足が予想されます。
高周波焼入の硬化層の深さは通常、表面から1.0~2.0mm程度です。
また、その硬度は表面ほど高く内部に行くほど低下します。
ということは、研磨する部分は一番硬度が高い部分です。
その硬度が高い部分を多く研磨してしまうということは 完成品は硬度不足ということになるかもしれません。
浸炭焼入でも同じことが言えます
いくつか御提案できることがあります。
お気軽にお問い合わせください。